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まずは句会でつくられた俳句の一部を
お庭の写真とのコラボでご紹介します！
（順不同・写真は俳句のイメージに近いものを選定しています）

 

椎若葉　下を人来る　顔昏れて　（山　たけし先生）

 

鯉に鯉　影を寄せ合ふ　未草　（小松久美さま）

※スイレンの花が未の刻（午後1〜3時）に咲くので『未草』とも呼ばれるそうです。

 

根上がりを　大きく延ばす　椎若葉　（N.Nさま）

 

水蓮の　開く音聞く　にじり口

※茶室の小さな出入口を『にじり口』と呼びます。

 

そのまゝの　鏡花の部屋や　緑さす

※普段は公開されていない『鏡花の部屋』をご案内させて頂いてつくられた一句です。

 

湯の宿の　下駄の揃いや　夕牡丹　（山口千代子さま）

 

庭青葉　日々楽しみて　祖に感謝

 

水ゆらぎ　かえでの枝に　光の輪

 

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では、句会の様子をご紹介します。

 

まず午後1時より、参加者の方々がまつさきの庭園に俳句の題材を求めて散策しました。
本日は快晴で、日差しの強い日となりました。

 

午後2時半までに、お一人5句つくります。
俳句辞典や歳時記などを手に、渡された『たんざく』に
一句、一句と真剣な面持ちで書かれていました。

 

次は俳句会の会場です。

集まった『たんざく』を番号がふられた用紙に貼っていきます。
名前をかくしてコピーした用紙を参加者全員に配ります。

 

配られた用紙に目を通し、参加者全員がご自分以外の句を七つ選び、
別紙に記入して先生にお渡しします。

 

多くの票が集まった句から、先生が読み上げ、
説明やアドバイスをして頂けます。

山たけし先生は、俳句をはじめて60年、
現在約10ヶ所で俳句を教えられています。
句集も何冊か出版されています。

 

全ての句の紹介を終え、
先生が選者をされて、上位の方の発表と
女将からの記念品の贈呈が行われ、句会は終了しました。

 

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午後6時より先生を囲んでの夕食会が行われました。

 

お食事の一部をご紹介します。

夏らしいどじょうの蒲焼きやちまきのお寿司です。

 

そうめんの入った椀物です。

 

海の幸のお造りです。

 

能登豚です。

 

能登輪島港で水揚げされた毛ガニ・加賀野菜の太胡瓜・
輪島産の天草を使用したところてんが味わえる酢の物です。

 

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お食事の後は、先生との俳句談義に花を咲かせられていました。

 

まつさきの庭園の自然にふれあっていただき
初心者も上級者の方も俳句を楽しめた会でした。

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■まつさきと俳句■
まつさきの大女将は、俳句も趣味にしており
女性用の大浴場の休憩コーナーに、大女将の俳句が飾られております

 

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俳句会は、季節を変えて開催予定です。
次回のご参加を、お待ちします。

 

■また今後の『金沢遊びの日』の予定です■

７月３０日　謡の太鼓
８月３１日　金沢の伝統料理教室
９月 ８日　泉鏡花忌　うさぎの小物作り（和裁）
１月２１日　泉鏡花朗読会

お楽しみに！