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2019.01.23
2019年の演目は「湯島の境内」。
主人公と元芸者の妻が、師に隠れて所帯を持ったことが露見し、湯島天神の境内で泣く泣く別れるという一場面で、鏡花作品の中でも有名な戯曲です。
朗読のはじまりに三味線の音色が流れ、
ろうそくの灯りのもと、
たんと朗読倶楽部さまによる泉鏡花の世界が、
朗読にて繰り広げられました。
朗読会後、参加の皆様は温泉を楽しまれました。
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たんと朗読倶楽部さま、本年もありがとうございました。
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たんと朗読倶楽部 活動趣旨
歴史をひも解きますと、私たちのふるさと「能美」の名は、さかのぼること1200年前、平安の初期に使われ始めました。
「能美」は「物事を成しうる素晴らしい力と美しい自然環境のある地」という意味を持っています。
その名のとおり、能美の地では、多彩な文化活動、芸術活動、さらには芸能活動が多岐にわたって活発に行われています。
平成6年にこの地に建設された根上総合文化会館に、朗読好きな地域の仲間が集まり、第1回朗読会を開催したのが平成12年でした。それが「たんと朗読倶楽部」の誕生でした。
「たんと朗読倶楽部」は、この能美の地に咲き誇る文化の花々の香気を愛でながら、故郷の人と自然が生み出した文学の深い魅力を、朗読のかたちで紹介するとともに、また朗読することから生まれる楽しさも味わいながら、向上心を忘れることなく、息の長い活動を行ってまいります。
連絡先:■ 0761-55-1566
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