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お客様一人ひとりに心を寄せ、笑顔で過ごせるよう、スタッフ一同心を込めておもてなしをさせていただきます。お客様との出会いは、私たちにとってかけがえのない宝物。皆様から教えていただくことも多く、日々成長しながら、おもてなしの心を磨き続けております。
「まつさき」は皆様にとって、心安らげる第二の故郷となるような、温かいおもてなしの宿を目指しております。ぜひ一度、歴史と伝統が息づく温泉旅館「まつさき」へお越しくださいませ。心よりお待ちしております。
緑豊かな丘陵に抱かれたまつさきは、天保7年の創業以来180年を超える歴史を刻む温泉旅館です。金沢の息吹を感じさせるこの地は、昔ながらの奥座敷として親しまれ静寂に包まれた癒しの空間を提供しています。
六代目の当主となり私たちは特に料理に情熱を注いでいます。地元の恵みを活かした懐石料理は、四季折々の地元の食材を用い、手作りのお茶菓子・漬物、お子様の料理に至るまで心を込めてお届けしております。皆様に愛される味を追求し日々精進を重ねております。
まつさきで過ごすひとときがお客様の心に温もりとして残りますように。
海の幸・山の幸に恵まれた金沢の旬の食材を活かした、季節感あふれる懐石料理をご堪能ください。
宿泊棟ごとに厨房を設けておりますので、つくりたてのお料理をお部屋へお届けいたします。
熟練の料理人が一品一品丁寧に仕上げた、五感で楽しむお料理を、ごゆっくりとお召し上がりください。
当館に到着されたお客さまをお迎えするのは広大な日本庭園「松泉湖庭園」。
松泉湖に架けられたエントランスへと続く回廊を取り巻くように茂る野趣あふれる樹々は、春は桜が咲きほこり、夏には蓮の花が咲き、秋には樹々が美しく紅葉し、冬には庭園一面雪化粧をいたします。
風呂上がりの夕涼みや、朝食前後などにどうぞ散策ください。
金沢に生まれ、明治時代を代表する小説家として知られる泉鏡花。幼い頃に母を亡くした鏡花は、当時辰口温泉に住んでいた叔母にたいへん可愛がられ、叔母をたびたび訪ねるうちに、辰口温泉で働く美しく艶やかな芸妓さんたちの姿を通して、女性に対する感性を磨いていったとも云われています。そして、鏡花は当館に逗留しながら当時のまつさき旅館を舞台とした『海の鳴る時』を執筆。鏡花の小説家としての出発点となった旅館と言えるかもしれません。
当館では鏡花が愛用した硯箱、直筆の短冊をご覧いただけます。
鏡花 硯箱
泉鏡花ゆかりの雲井の間
(令和4年春に老朽化のため取り壊しをいたしました)
金沢にほど近いまつさき周辺には、観光スポットが満載です。
歴史や文化を感じるスポットをはじめ、美しい自然の景観や、地元のグルメを楽しむなど、様々な観光がお楽しみいただけます。